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仕事の基本

期待してます、ではなく、期待する内容を伝える

いったい何を期待するのか

「期待してます」とだけ伝えた数日後、
「私はこうしてくれるものだと思っていました」と語り始める。

もはや漫才である。笑える話ならよいが、大抵は笑えない。
現場ではこれが常態化してはいないだろうか。

期待値を伝えていない、聴いていない

やってほしいことがあるなら、期待値を伝える・聴くことが絶対である。

期待値とは依頼という観点であれば、主に次の二つである。

  • 何が出来ていればよいか
  • どうやるべきか

何が出来ていればよいかは
仕事を終わらせるために、完了状態を決める
で記した完了状態である。

どうやるべきかは「完了状態に至るまでの具体的な実現方法」である。

期待値、何を・どうやるべきか、が伝わっていないから
「こうしてくれるものだと思っていました」という不毛な争いが生まれる。

期待値を伝える・確認する

依頼者は、依頼で期待値を伝える。必ず

完了状態だけで満足するならばそれでよい。
専門的なことは分からないからあとは任せたよ、と言えばよい。

しかし、互いに専門家同士だったり、具体的な要望があれば話は変わる。

具体的にどう実現してほしいか、それが腹の中にあるならば必ずそれも伝える。
暗黙知、あるいはやってくれるものとして依頼してはいけない。

依頼を受ける側は、依頼を疑ってかかる

依頼に完了状態はあるが、実現方法がない場合、依頼者に聴く。

疑ってかかるぐらいでちょうどよい。
大抵、どう実現してほしいかという考えが依頼者にはある。

まとめ

  • 依頼の時は期待値を伝える・確認する
  • 期待値とは「完了状態」と「完了状態に至るまでの具体的な実現方法」である
  • 具体的な実現方法を、暗黙知として依頼してはいけない

依頼者は期待値(何を・どうやって)以外も明確にしておくべきことがある。
別の記事に一覧化しているので、参照いただきたい。

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